趣味・・・人生

見てくだされば光栄です。

CASIOPEAの「2つの"Golden"」

こんにちは!

 

年の瀬恒例のブログ更新でございます笑

 

今回はCASIOPEA

  • Golden Island
  • Golden Waves

 

という、"Golden"がつく2つの曲について

 

曲の紹介や共通点を書いていきたいと思います!

 

 

Golden Island

YouTube

 

1990年のアルバム「The Party」の10曲目の曲で、

 

作曲は向谷さんと野呂さんの共作です。

 

「The Party」はカシオペアの第2期初のアルバム。

 

日山さんとナルチョが加わった新生カシオペアが、

 

「映像と音源の同時一発撮り」という

 

とんでもない収録方法で作られたアルバムです。

 

(↓ドラマーとベーシストの変遷はこちら)

CASIOPEAの「ベーシストとドラマー」 - 趣味・・・人生

 

このアルバムは全体的にサウンドが統一されていて、

 

野呂さんのギターの前よりも歪んだ音、

 

向谷さんの幅の広いシンセ・ブラス系の音が特徴です。

 

今回の「Golden Island」もその一つ。

 

ミディアムテンポの8ビートの曲調、

 

向谷さんの繰り出す雄大なコード進行は

 

まさに黄金に輝く夕方の島や海を彷彿とさせ、

 

どこか馴染みやすいサビのメロディが特徴の

 

ポップなナンバーです。

 

DVD版では最後の楽曲になっていて、

 

アルバムの収録風景やスタッフクレジットとともに

 

この曲が流れる様子はなんとも感動的です。

 

途中にはお得意の4人のユニゾンパートもあり、

 

向谷さんのコード進行やメロディのポップさと

 

野呂さんのサウンド作りや仕掛けとが融合して生まれた

 

新生カシオペアの"隠れた名曲"です。

 

Golden Waves

YouTube

 

こちらの曲は、1996年の「Light and Shadow」の

 

1曲目に収録された曲です。

 

このアルバムの発売前、

 

ドラマーの熊谷さんがカシオペアを脱退したため、

 

このアルバム以降はドラマーをサポートメンバーが

 

務めることになる訳ですが、

 

(↓熊谷徳明さんについてはこちら)

「Shocking Function」と「熊谷徳明」 - 趣味・・・人生

 

なんと「Golden Waves」のドラマーは 

 

    Harvey Mason!!!

 

「4✕4」以来となるアルバム収録に参加した大御所、

 

その味のあるフィルインから曲は始まります。

 

この曲はミディアムスローの16ビート、

 

またも雄大なコード進行とメロディに惹き込まれます。

 

途中の向谷さんのソロ部分は一時的に転調しており、

 

曲の中でもよりキラキラと輝く見せ場の一つです。

 

全体的なサウンドは"Island"の方とよく似ていますが、

 

こちらはより成熟していて、安心感のある曲調です。

 

ゆったりとした黄金の波を感じることができます!

 

 

 

メンバー交代の時期に出された2つの"Golden"、

 

どちらも聞く人を前向きにしてくれる曲です。

 

よく似た曲調の中にも、6年間のいろいろな変化、

 

そして進化が見られるのも面白いですね。

 

今更ですが、

 

僕は、何度も元気をもらったこの曲が大好きです!